「充電池」で検索すると、本当にたくさんの製品が出てきます。
エネループ(パナソニック)、エボルタ(パナソニック)、Amazonベーシック(Amazon)、エネボルト(不明)、エネロング(不明)、ReVOLTES(ダイソー)、LADDA(IKEA)。
同じ名前の単3電池でも種類があったりもします。例えばエネループには、ハイエンド、スタンダード、お手軽モデルの3種類があります。
何も知らずに電気屋さんに行くと、どれを買えば良いか迷うと思います。違いを理解してから探されると良いですよ!
もくじ
充電池の容量を示す単位「mAh」を知っておこう!
乾電池によって、長持ちしたり、すぐ無くなったりした経験はあると思います。これはその電池の容量によるものです。
充電池を選ぶときも、この「容量」をよく見て選ぶと良いと思います。容量を示す単位「mAh」は、KDDIのホームページに詳しい説明がありましたので、引用します。
一般的には放電容量と言われ、電池などの容量を表す指標のひとつである。1000mAhの放電容量をもった電池を、消費電流250mAのもので使用したとすると、1000mAh÷250mA=4となり、連続使用可能時間が4時間であることがわかる。
KDDIホームページより引用
単3充電池の性能・価格などの比較表
mAhの意味を理解されたと思いますので、mAhと価格の比較表を見てみましょう。
表の1番上の段をクリックすると並び替えができます。
商品名 | メーカー (販売元) | 充電可能回数※1 | 電池容量(mAh) | 価格※2 |
---|---|---|---|---|
eneloop (スタンダードモデル) | Panasonic | 2,100 | 1,900 | 982 |
eneloop pro (ハイエンドモデル) | Panasonic | 500 | 2,500 | 2,400 |
eneloop lite (お手軽モデル) | Panasonic | 5,000 | 950 | 710 |
充電式EVOLTA (スタンダード) | Panasonic | 1,800 | 1,950 | 991 |
充電式EVOLTA (ハイエンド) | Panasonic | 300 | 2,550 | 1,245 |
充電式EVOLTA e (お手軽モデル) | Panasonic | 4,000 | 1,000 | 670 |
Amazonベーシック 充電式ニッケル水素電池 | Amazon | 1,000 | 1,900 | 884 |
Amazonベーシック 高容量充電式ニッケル水素電池 | Amazon | 500 | 2,400 | 1,034 |
エネボルト (大容量)1 | 不明 | 1,000 | 3,000 | 1,280 |
エネボルト (大容量)2 | 不明 | 1,000 | 2,100 | 880 |
エネロング | 不明 | 1,000 | 2,000 | 814 |
ReVOLTES | ダイソー | 500 | 1,300 | 438 |
LADDA(大容量) | IKEA | 500 | 2,450 | 799 |
LADDA | IKEA | 1,500 | 1,000 | 399 |
※2 Amazonの価格をメインに2017年10月15日時点の情報を記載しています。
おおまかな傾向を見てみる
上記の表を見ると、
・電池容量が大きいと、充電可能回数が少ない
・電池容量が大きいと、価格が高い
・充電可能回数が多いと、電池容量が少なめとなることがある
・充電可能回数が多いと、価格が低い
という傾向が見えると思います。
ただ、「電池容量」「充電可能回数」「価格」の3つの要素があって、3つ全部を考えるとどれがお得なのさっぱりわからないと思います。そこで、ここは思い切って「充電可能回数」は、無視しましょう。
充電可能回数が最も少ない充電式EVOLTA(ハイエンド)は300回ですが、例えば2日に1回充電する場合でも、約600日使えるわけです。
1週間に1回充電する程度なら約2,100日、つまり約5年9カ月使えるわけです。1本の電池がそれだけ使えれば十分でしょう。「充電可能回数」は忘れて、「電池容量」「価格」で比較します。
探すべきは、電池容量が大きくて安い電池です。
電池容量(mAh)で並び替えると、大容量なのに低価格な電池がありませんか?
買うべき電池はこれ!
IKEAのLADDA(大容量)ですね。大容量なのに、圧倒的に安い。
IKEAの電池がはたして大丈夫か?
と思われた方は、mitok(ミトク)で検証記事がありましたので、参考まで参照ください。結論としては問題ないようです。
また、IKEAが近くに無い方は、
あたりも、容量に対して価格は抑えられています。
今日のまとめ
3つも項目があるとどれがお得なのかわかりにくいと思います。充電可能回数はいったん置いといて、「容量」と「価格」で見比べてみましょう!