あそびラボとしての営業を終了します。(まなびに特化した学童保育「スタディラボ」は継続します。)

閉店・移転計画のお知らせ

MEMO
場所が決まりました!
新しい店舗の場所が決まりました!詳しくはこちらをご覧ください。

以下は、2017年11月13日時点の記事です。

閉店について

「シェアキッズスペース あそびラボ」の代表、片寄貴之(かたよせたかし)です。
いつもあそびラボをご利用いただきありがとうございます。

突然ではありますが、大宮区三橋にある「シェアキッズスペース あそびラボ」は、2017年12月29日の貸切営業をもって閉店いたします。通常営業の最終日は12月27日(水)です。これまで数カ月間、ご利用いただきありがとうございました。

現在(2017年11月13日時点)は、移転先を探しています。

移転場所・移転時期は未定です。来春以降になると思いますが、決まりましたらこのwebサイトやfacebookページでお知らせいたします。

閉店の理由や今後の展望を以下に書きますので、もしご興味があれば見てみてください。

また、移転先候補をご紹介いただけれるようであれば、ぜひこちらからお願いします。

移転後になりますがあそびラボを一緒に運営してみたいという稀有な方がいらっしゃいましたら、やはりこちらからぜひご連絡をお願いします!

閉店の理由

借りた物件が狭かった

あそびラボ用に借りた物件は、65平米あります。畳で考えると35畳、つまり8畳間が4.5部屋分くらいあります。

この数字だけだと広く感じるかもしれませんが、2部屋に分かれている関係で、あそぶ用の部屋は45平米。おもちゃの箱やIKEAのキッチン、ソファーなどを置いているため、実質40平米です。

こども達と保護者の方が、6家族(20名)くらいも来られると、40平米÷20人=2平米/人で、もういっぱいです!

※2平米は、2m×1mですね。

天気の良くない土日などはお客様が集中し、狭い思いをさせてしまった日も多々ありました。申し訳ない思いでいっぱいであるとともに、「また来たい」という気持ちにはならないだろうなと感じました。
もっと広くなければなりませんでした。

駅から遠く、かつ駐車場が無かった

あそびラボの場所を探していた時は、近隣の方のあそび場としてお使いいただくことを想定していました。さいたま市大宮区、さいたま市西区、さいたま市中央区の方々であれば、自転車でも来店が可能だと考えたのです。

実際にオープンしてみてわかったことは、もちろん近隣の方にも多く来ていただけているのですが、少し離れたさいたま市浦和区、さいたま市南区、近隣の上尾市、富士見市、川越市、戸田市、もっと離れた所沢市、川口市、実は都内からも来ていただけていることがわかりました。

このような状況だと、「駅に近い」もしくは「駐車場が必要数確保できる」のどちらかが必須条件となります。このどちらも満たしていないため、「行ってみたい」という気持ちが、「実際に行ってみる」という行動に結びつかず、かなりたくさんのお客さまの来店機会を失っていたと思います。

どんなに良いものでも、たどり着けなかったら意味がありませんよね。。。

保護者の満足度は低かった

2017年7月に「シェアキッズスペース あそびラボ」を大宮区三橋にオープンしたのは、こども達が自由に遊べる空間を作りたかったからです。

MEMO
僕自身、こどもの頃にプラレールでよく遊んでいて、ただ、家にあるプラレールは限りがあったので、もっとたくさんのレールや車両や橋脚や駅があったら良いのに!と思っていました。

自分のこども達がプラレールで遊ぶ世代になり、その思いを事業として実現しようとしたのが「あそびラボ」です。

こども達(特に男の子)の満足はある程度得られたと思っていますが、保護者の方の満足を考えると、あまり提供できていないと考えています。

保護者のみなさまの様子を見ていて、保護者も楽しめる場所、満足できる場所、好きなことができる場所でもありたいと、考えるようになりました。

こども達と遊ぶのが好きならそれで良いと思います。自身のお子さんだけでなく、知らないこどもも一緒に遊んでいる保護者の方もいらっしゃいます。

それももちろん良いですが、少しこども達と離れて、雑誌を読んだり、コーヒー飲んだり、友人とおしゃべりしたり、作業したり、趣味をしたり、仕事したり、生協のカタログ見て注文を考えたり、本読んだり、資格の勉強したり、ネットしたり、ゲームしたり、なんなら昼寝したりできると良いな、と思うのです。

今のあそびラボでも、隣部屋はそのような利用をしていただく部屋としているのですが、いかんせん壁で仕切られているため、「こども達から目を離せない」という理由から隣部屋を利用される方はほぼいません。

あそぶ部屋も上に書いたような理由から狭く、ソファーを1つ置くのがやっとです。

また、飲食物を提供して欲しいという要望があり、ネスカフェドルチェを置いてコーヒーやお菓子を準備しましたが、これも満足いただけるレベルではありませんでした。

これらの理由から、保護者の満足度は低かったと考えています。

こども達を対象にしたコンセプトは合っていた

特に土日は来場者も増え、駐車場もよく利用頂いている状況で、リピーターも増え、貸切利用の申し込みも増えてきている状況です。「こども達が自由に遊べる場所」は、需要があるものと考えます。

これは完全に僕の言い訳ですが、他の仕事と掛け持ちで運営していたので、宣伝も営業日も十分に確保できていませんでした。それでも十分な手ごたえを感じています。このコンセプトは間違っていないと感じています。

なぜ閉店を選択するのか

お客さまが増えている状況ではありますが、閉店を選択しました。

特に面積について、仕切られている壁を取り壊せば、トイレ等を除いて55平米くらいの大きな部屋になります。(大家さんの了承を得られれば、退去時に原状回復することを前提に造作はある程度変えてもOKです。)

それでも55平米では8家族(27人)程度が限度。集客が成功すればするほど、狭いという苦情が出ることは目に見えています。

また、そもそも月極駐車場や時間貸し駐車場が周囲に少ないエリアです。

近隣駐車場を確保できても計2~3台が限度。それ以上は徒歩5分以上の場所になってしまい、天気の悪い日は特に満足度を上げられない状況になります。

立地等が起因であれば、移転以外に解決する道はありませんでした。

移転先を決めてからとも思ったのですが、上に書いたような保護者の方の満足度を上げるために少し準備期間が必要で、閉店を決めました。

今後の展望

移転する前提として、上に書いた事も含め課題をクリアする必要があります。加えて、どれだけ有利な物件を見つけられるかという点も重要です。

立地

単に店舗物件を借りるということであれば「郊外の駐車場のある空き店舗」「駅から徒歩7分以内」のどちらかですが、今は「駅から徒歩7分以内」という条件で探しています。

埼京線・川越線(川越駅、大宮駅~戸田公園駅)、京浜東北線(大宮駅~蕨駅)の駅近くで、80平米以上100平米前後まで、ワンフロア(階が分かれてなく、また壁等で仕切られていない)、賃料は立地と広さにより要検討という感じです。もしオーナーさまやお知り合いに物件をお持ちの方がいらっしゃれば、こちらからぜひご紹介ください。

店舗の利用目的

今のあそびラボは「こども達が自由に遊べる場所」を主軸に考えていました。

僕はこども以上にプラレールで遊びたいし、仮面ライダービルドごっこもしたいし、レゴやニューブロックでロボットを作りたいので、今のあそびラボでも満足すると思います。

でも、少しこども達と離れる時間が欲しいと思う方は多いように見受けられます。

雑誌を読んだり、コーヒー飲んだり、友人とおしゃべりしたり、作業したり、趣味をしたり、仕事したり、生協のカタログ見て注文を考えたり、本読んだり、資格の勉強したり、ネットしたり、ゲームしたり、なんなら昼寝したい!と思うこともあるでしょう。

こども達はあそびに、保護者も好きなことをしに来られる場所。

保護者にとっても単なる「付き添い」ではなく、この場所に来ることを目的にできる空間づくりを、次はしたいと思います。

保護者が少しこどもから離れるために

小学校入学前のこども達が、こども達だけで遊ぶのは確かになかなか難しいです。プラレールの線路を壊しただの、おもちゃを取っただの、ぶつかっただの、叩いただの、泣かしただのいろいろあります。

「こども達から目を離せない」というのは、確かにその通りだと思います。2歳の次男のことを考えると、僕自身も感じます。

完全に離れることは、年齢にもよりますが難しいとは思います。
ですが、この点についてはプレイリーダーを配置することである程度解決できると考えています。

MEMO
プレイリーダーとは、子どもたちが遊び場で生き生きと遊ぶことを補助し、そのための環境を作る人のことです。事故などが起きないよう、安全に配慮した遊び場作りをするのもプレイリーダーの役割です。

子どもに合わせておもちゃや絵本を取り入れ、手作りのおもちゃ製作や運動遊び、屋外での冒険遊びなど、子どもが遊びを通して成長できるように促します。
引用:株式会社明日香さまwebサイト

プレイリーダーと書きましたが、上のような厳密な役割ではなく、こども達の遊び相手とか、その場所の管理者というイメージです。こども達と遊ぶことが好きであれば、特別な資格は必要ありません。

移転後になりますがあそびラボを一緒に運営してみたいという稀有な方がいらっしゃいましたら、こちらからぜひご連絡をお願いします!

時給等の待遇面はまだ決めていません。場所が決まってから要相談です。なお、ご自身にお子さまがいても問題ありません。一緒に来て、他の子と一緒に遊んでOKです。

店舗内のつくり方

壁などで仕切られていない同じフロアで、あそぶ場所コワーキングスペースのような空間が隣接していれば、保護者もこどもも安心して、それぞれが好きな事ができると考えます。

MEMO
コワーキングスペースとは、様々な業種、年齢の人々が集まり、仕事をしたり、ノウハウやアイデアを共有し、協働する場所のこと。シェアオフィスと違い、仕切りがなく、イベントを開催したり、参加者同士の交流など「コミュニケーション」に重点を置いているのが特徴である。
引用:はてなキーワード

共同で使いましょうという点では、イメージはコワーキングスペースに近いです。※画像はイメージです

でも、仕事や協業だけが目的ではないので、目指すのはコワーキングスペースではないです。
コーヒーやスイーツやランチなどを提供するわけでもないのでカフェでもないです(簡易的なものは提供したいけど)。

居心地の良い空間を、みんなで使いしょうというコンセプトの、きっとまだ名前の無い新しい空間を作りたいと思っています。

まとめ

長々と4,000文字を超えるブログにお付き合いいただきありがとうございました。

今のあそびラボは12月末で閉店し、移転に向けた準備期間に入ります。物件はもう探していますが、なかなか条件面等が折り合う良い物件に巡り合うのは難しいようです。住居用の物件とは違い数が限られるし、こればっかりはタイミングなので、気長に探すしかないようです。

繰り返しになりますが、移転先候補をご紹介いただけれるようであれば、ぜひこちらからお願いします。

移転後、あそびラボを一緒に運営してみたいという稀有な方がいらっしゃいましたら、やはりこちらからぜひご連絡をお願いします。

今後、移転先が決まるまでは不定期でイベントであそびラボを開こうと思います。場所や日時は未定ですが、このwebサイトやfacebookページでお知らせいたしますので、もし良ければお越しください!

2017年12月29日の貸切営業をもって閉店いたします。通常営業の最終日は12月27日(水)です。これまで数カ月間、ご利用いただきありがとうございました。

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