もうすぐ春休み!もしかしたら年長さん(新1年生)はもう春休みに入っているかもしれませんね。
この春休み、こどもを連れてどこに行こう?と思われたら、入間市博物館ALITはいかがでしょうか?『埼玉県内の鉄道・道路を再現!!』と題し、3月16日~30日まで巨大トイレール(巨大プラレールレイアウト)であそべるイベントを開催中です!
もくじ
埼玉県を走る鉄道は、〇〇路線!
埼玉県内を走る路線がどれだけあるかご存知ですか?有楽町線やつくばエクスプレスなど、埼玉県を少しだけかすめるように走る路線も含めると・・・、
- JR 宇都宮線(東北本線)
- JR 高崎線
- JR 埼京線
- JR 川越線
- JR 京浜東北線
- JR 武蔵野線
- JR 八高線
- JR 東北新幹線
- JR 上越・北陸新幹線
- 東武 伊勢崎線(スカイツリーライン)
- 東武 日光線
- 東武 野田線(アーバンパークライン)
- 東武 東上線
- 東武 越生線
- 西武 池袋線
- 西武 秩父線
- 西武 新宿線
- 西武 狭山線
- 西武 山口線(レオライナー)
- つくばエクスプレス
- 秩父鉄道
- 埼玉新都市交通(ニューシャトル)
- 埼玉高速鉄道
- 地下鉄有楽町線
なんと24路線もあります!この路線がすべてプラレールで再現されていたら凄いと思いませんか??
結論から言えば、プラレールで再現されています!
圧巻の一言。7人が2日間で約20時間かけて設営したプラレールレイアウトです。写真の下から伸びる6本のレールは、京浜東北線、宇都宮線・高崎線、湘南新宿ライン(貨物線)です。それと交差するように左右に伸びるのは武蔵野線。左奥の高くなっている部分は秩父ですね。
電車が走っていなくてもわくわくしてきますが、ただ大きなレイアウトが作られているわけではないのです。ぜひ見ていただきたいのはその再現性!いくつか設営部隊こだわりの再現ポイントをご紹介します。
知ればもっと楽しくなる!こだわりの再現ポイント!
JR 新幹線・在来線 大宮駅
大宮駅は宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン、京浜東北線、埼京線、川越線、各新幹線、東武野田線などが走る非常に大きな駅です。駅の南側にはたくさんのポイントがあり、これも実際のポイントを出来るかぎり再現。担当された方は「広さの関係でさいたま新都心駅側のポイントは再現できていない」と嘆いていらっしゃいましたが、いやいや十分な再現度だと思います。
新幹線ホームには現美新幹線が止まっています。かがやきやはやぶさも走っていますね。もちろん、ニューシャトルも再現!
でもこの写真で見ていただきたいのは、ここ。
普段は走っていないはずの総武線の車両が止まっています。
大宮駅には車両の整備工場が隣接していますが、実は現実の同じ場所には確かに総武線の車両が止まっています。「余った車両を止めているのでは?」とのことですが、そんな誰も気が付かないようなところまで再現しているのです。
東北本線の貨物線から武蔵野線への連絡路線
貨物列車が東北本線と武蔵野線を行き来するための路線です。普段は貨物列車しか走りませんが、大宮駅から武蔵野線直通の電車もあり、「しもうさ号」はこの路線を経由して西船橋駅方面へ、「むさしの号」は府中本町駅方面へ走ります。ここの高架はとてもカッコイイです。写真の腕がいまいちなのでお伝えしきれていませんが、実際にぜひ見てみてください。
実際の地図ではこんな感じです。
東武伊勢崎線 複々線区間
上り線と下り線が別の線路となっている線路を複線と言います。大宮駅周辺で言えば、新幹線、東北本線、埼京線、京浜東北線などは複線です。また、川越線のように上りと下りが同じ線路を使う路線を単線と言います。
これに対して、複々線は上り線2本、下り線2本、合計4本の線路がある路線のことを言います。埼玉県内を走る路線では、東武東上線の和光市駅-志木駅間(5.3km)と、北千住駅-北越谷駅間(18.9km)が複々線化されています。上の写真のようにもちろん再現されています!
JR高崎線と平行するように流れる利根川
壁ぎわに長くレールが伸びていますが、これは利根川だそうです。利根川の大部分は、埼玉県と群馬県の県境になっています。この川の向こうは群馬県なんですね。
正直、利根川の再現は言われなければわかりません!細かすぎる・・・。
飯能駅でのスイッチバック
池袋から走ってきた電車は飯能駅到着後、後ろ向きに走り出し、そのまま秩父へと向かっていきます。秩父から来た電車も同じように後ろ向きに池袋に向かうことになります。プラレールは後ろ向きには走れませんのでUターンレール(赤い円を描くレール)を使っていますが、それ以外は現実のポイントを再現し、スイッチバックで秩父に向かう様子を見ることができます。
代表的な建物はラキュー(LaQ)で再現!
西武池袋線の入間市駅近くに、入間市博物館がラキューで再現されています。
こちらはメットライフドーム(西武球場)。写真ではちょうど、西武山口線(レオライナー)の建設が進んでいます。
川越の「時の鐘」ももちろんあります。
浦和美園駅の近くには埼玉スタジアム2002もちゃんとあります。
よっさんのおすすめポイント!
ぺたぞう電車王国のぺたぞうさんが企画協力
日本各地で年間100カ所以上のレイアウトを作成しているぺたぞうさんが今回も担当されています。どのイベントでも完成度の高いレイアウトを作られます。大いに期待して見に行ってください!
真ん中にさりげなくポーズをとっているのがぺたぞうさんです。
見るだけじゃない!実際に入れる点が画期的!
完成されたレイアウトはちょっと離れて見ているだけでも楽しいですが、今回の企画では再現された場所に自由に入ることができます!間近でその再現度をじっくりと見てみてください!
管理している人がいる!
レイアウトはもちろんですが、実は走っている車両にもこだわりが。なんと、埼玉県内を走っている電車だけを走らせています!電池交換も随時行うそう。
プラレールは電車が走っていてこそ楽しいと思うのです。管理している人がいる点でも、今回の企画はすごくよっさん好みです。
自分で街を作れる!
組みたて式のボックスが3種類用意されていて、自分で建物を作り、自由に配置することができます!
デザイン用のシールやペン、マステなども充実!
例えば、丸ビルと新丸ビルを東京駅前に作るとこんな感じです。
イベント概要
日時 | 2019年3月16日(土)~3月30日(土) |
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場所 | 入間市博物館(アクセスはこちら) |
料金 | 300円(小学生以上)※小学生未満は無料 |
まとめ
プラレール好きな方、電車好きな方、またはいつも通勤や通学などで電車に乗られている方は、その大きさや再現度を見て楽しむことができると思います。この記事に載せたポイント以外にもたくさんのこだわりポイントがあります。ぜひ春休みのあそび場の1つとしてご検討ください!
チラシ
チラシはこちらからダウンロードいただけます。
190316_入間市博物館パンフレット